時をかけるゆとり

なんだか、とっても本音に近いような部分がさらけ出されていて、よかったです。

やはり、小説との振り幅がかっこいい。

でもあんまり友達にはなりたくない。

 

「ここは私のボキャブラリーが貧弱であったわけではないことを確認しておきたい。確かにこのとき私はつんつくてんとしか言いようのない頭になったのである。」

「なんかト・ク・ベ・ツ」

「勝てる気がしない」「高校生のころは、負ける気がしなかった。」

「リーチになりウキウキした台風十一号くんがいまにもビンゴ!と叫び立ち上がりそうである。」

「前回はなんかいい感じで話を締めくくってしまった。バカバカ。」

「精神的闇鍋」

「文章をあいだに挟めば、自分とちがうと思っていた人たちが、自分に向き合ってくれるのだ。ものすごい武器を手に入れた、と、私は、ヒーローにでもなったかのようにひとりで興奮していた。」

「自分で書いたものを自分で読んで酔っているだけでは、この場所から出ることはできない。」

「あがりなんて、どこにもない。」