よる、泣いてしまった。たくさんの時間を過ごしたひとたちのことを、いまさらながらくだらないとか思ってしまった。悲しくて、泣いてしまった。
馬鹿騒ぎした友達の家から 翌朝自転車を走らせる見慣れた大学の風景は いつもと変わらないふわりと風に吹かれて 草木や花が香るああ、卒業なんだ もう春だから
世界が、複雑になった。昔は、今を生きてた。 今は、過去を正当化するために、未来を覆い隠すために生きている。昔は、周りにいるひと全員が人生の登場人物だった。 今は、大勢から選びとったひとにだけ役を割り当てている。昔は、幸せは一種類しかなくて、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。