日記(2024年4月)

桜の季節がやってくる。38度五分の熱を出して、たくさん眠る。

 

桜貝の色のマニュキアを塗る。こんなことも、長い間できなかったから。

 

引越し前の本屋さん状態。

 

気の合う友だちと飲む。明日から、気ののらないオーストラリア旅行に行くらしい。

 

長い散歩。年をとった気分だ。

 

マスキングテープと消臭ビーズ。

 

やっぱりそうだった。幸せだった。

 

お笑いでうまく笑えない。

 

見栄をはって、喋りすぎてしまって、あんまり楽しくないとか。

 

東京は終電があるからイヤ。

 

桜で髪飾りをしてもらって、はぐちゃんみたいだ。

 

こんなにお花見した春はかつてない。

枝垂れ桜の濃いピンクがいいね。

 

かわいいお洋服を買って、嬉しくて嬉しくて。

 

幽霊屋敷みたいだといつも思うのよ、と言ったおばあちゃん。

 

そんな些細なことで心配してくれるけど、これまで比べ物にならないような数々の危険を乗り越えてきたんだよ。

 

出演者は豪華なのに、見るのを途中で止めてしまった映画。

 

タコライス。得意料理にしょう。

 

誰かに寄りかかりたくなること。

 

徹夜明けに予定がなくて嬉しかった。

 

ずっと前から友達だったみたいにしっくり来てしまう感覚が、確かにある。

 

リモートする人たちの側で聞き耳を立てている。

 

走ってたら応援してくれるおじさん。

 

縁側でパンプキンパイ。

 

警察の人がおばあちゃんの自転車のチェーンを直してた。そんなこともしなきゃならないのか。

 

公園で本読んでたら蚊にさされて退散。

 

4月になれば彼女は状態。

 

ハナミズキはシロとピンクが多い。青くはない。

 

ツナハイツって名前、いいな。

 

2日目の煮込みうどん食べてたら、病気みたいだ。

 

口論に客観的な第三者が入ってくるの、おもしろいな。

 

デコルテって言葉にくらっときた。

 

いとも簡単に体を許してしまうマッサージ。あの人を思いながら眠る。

 

行止りっていうでかい看板。なんなのかな。親切なのかな。

 

公園で隣に座ったカップルと友達になれそう。

 

路上ミュージシャン、好きな方の人垣が少ない。

 

新しい図書館で本を借りすぎてしまう。

 

たくさん作ってもごはんが余らなくてなんか嬉しい。

 

スケッチのお兄さんにもう一度会いたい。

 

仕事が終わった後の大ジャンプ。

 

bookoffで買った服の匂いが好き。

 

欲張ってしまうな。楽しいこと、全部、諦めたくないって思う。

 

旅に出て、素晴らしいことがたくさんある。

 

自分の気分とか体調とその都度相談しながら歩みを進めていくのがひとり旅だ。

 

決断を急がなくていいことが、どんなに幸せなのかわかった。ずっと、どんなことも、きちんと悩んでから決めたいって思ってたんだ。

 

ホステルで、バックパックいいねって話しかけてもらって嬉しい。

 

どんな場所でも、お家みたいにくつろいでいたい。

 

風景の一部みたいになりたい。

ソファに丸まって眠りたい。

 

いつもたわいないことで連絡をくれる友達ができて嬉しいな。

 

未来の約束をすることを嫌がってたけど、それがあるから生きられるってこともあるのかな。

 

嫌なことも、淡々と乗り越えられる人でいたい。親しい人にこそ感謝を伝えられますように。

 

善意と悪意が交互に襲ってくると混乱する。

 

ずっと書き続けられたらいいなと思う。