2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

しき

町屋良平、しき。思いっきり主観なのに、急に客観的になったりするの、おもしろい。 文法とか、構成とか、説明とか、そういうものを飛び越えて、文学が生まれてる。 率直なことばと感情を欲して、またこの人の本を読んでしまいそう。「思い出が、ぐいぐいね…

映画たち

昨日と今日でね、映画を3本見たんだよ。 なんか、とっても俗っぽいものが見たくなって。「恋の渦」、「キサラギ」、「運命じゃない人」どれも、エンターテイニングでした。恋の渦は、それぞれのキャラ設定やら関係性が一筋縄では行かないところがおもしろか…

大豆田とわ子と3人の元夫

とっても楽しくみれた。 松たか子、魅力的。 憎めない。 会話劇が真骨頂。 そして、カルテットの時もそうだったけど、エンディングかっこいい。 今回は、ラッパー毎回違って楽しかった。 松田龍平の、身のこなしのカッコ良さはなんだろう、といつも思う。 か…

ともだち

あの子は首が細い。 あの子は腕が白い。 あの子は瞳がきれい。 あの子は正直。 あの子は打たれ強い。 あの子はオシャレ。 あの子は男に弱い。 あの子は社会問題への関心が高い。 あの子は確かめるように喋る。 あの子は私のともだち。

ショパンゾンビ·コンテスタント

なんだか、やみつきな書き手、町屋良平。 時々ね、この人にしかできない言葉の組み合わせ方をする。 繊細で、難解で、ユニークで、そして文学を愛する書き手。「なにもかも冗談みたいになってしまうのが、ぼくと源元と潮里という三角関係においてあたりまえ…

カザアナ

森絵都の作品、読みました。 私、この人のユーモアが、本当に好きなんです。 ショート・トリップとか、永遠の名作と思ってるもん。 想像力、というか妄想力がね、爆発してる作品でした。ストーリーには、正直ついていけなかったけど、でもやっぱり発想がすご…

高校教師

1993年のドラマ、一気にみた。 高校教師、こんなに切り込んだ作品、あったんだ。できたんだ。すごいなー。 女子高生のまゆとなおの2人が、ほんと、素晴らしかった。 櫻井幸子の、ファンになった。 1人だから寂しいんじゃなくて、わかってくれる人がいないか…

森田童子

私、この人のうた大好き。 声も、メロディも、歌詞も。 静かで、暗くて、哀しくて、綺麗で。 壊れてしまいそう。「ぼくたちの失敗」、初めて聞いたとき、心がきゅーって締め付けられた。 こういう音楽が、流れていく時代とともに埋もれていって、だんだんと…