2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この世界の片隅に

この世界の片隅に、見ました。 ちょっと、今までにないような主人公のキャラクター設定がよかったな。 ぼーっとしてるのとか、裁縫苦手なのとか、迷子になるのとか、ちょっと照れるくらい自分に重なってしまった。でも、変に不思議ちゃんに仕立てるんじゃな…

言葉にできない

「言葉にできない」って言葉を私はよく使う。 だって、世の中言葉にできないことだらけでしょ。 特に、アタマがまっくろになった時、なんの言葉も浮かんでこないのよ。 言葉は感情を伝えるために便利だと聞くけれど 強い感情があふれればあふれるほど、言葉…

andymoriとsupernova

andymoriというバンドに、いまさらはまってる。 光、16、兄弟、革命、Sunrise &Sunset、愛してやまない音楽を、ユートピア、teen's、ベースマン、シンガー、すごい速さ、あと、いろいろ。 恋したみたいにライブ映像みて、こんなステキなバンドがいたとはと…

私の男

直木賞受賞作、「私の男」読みました。 ちょっと前に映画も出て話題になったかしら。小説として、とても質の高い作品だなと思った。 構成が、素晴らしい。 第1章で主人公が結婚するところから、過去にさかのぼってく。 「回想」場面のある小説なんて沢山ある…

おばあちゃんの庭

おばあちゃんの家の庭で、植木鉢に花を植えた。 お婆ちゃんの庭は、小さな原っぱ。 庭一面にクローバーやドクダミやらヘビイチゴが這ってて、覇権争いを繰り広げてる。 その上をアリやクモやアブラムシが、てくてく忙しそうに動き回ってる。 土の匂いがした…

NANA

映画、また見てしまった。 宮崎葵が大好きで、でもこの映画に関して言うと中島美嘉がとても良い。 格好良さと可愛さが、見事に共存してる。 「ひとりぼっち」のプライドと脆さが、見事に共存してる。 「ねえナナ」で始まる宮崎葵のナレーションが、何度もあ…

子どもたちは夜と遊ぶ

辻村作品の中でも、ミステリー色の強い一冊だった。 読者が鮮やかに裏切られるような場面が何度かある。 連続殺人事件なんて、まるで本格ミステリー。 だけど、ストーリーのおもしろさに加えて、登場人物のもがきや苦しみを、一般的な感覚として共感できるレ…

公私混同

最近の私は、二重生活をしてるみたいだ。 仕事中は、我は出さない。 家に帰って、本やら映画やら音楽やらを貪って、ようやく息ができる気分になる。 服も、話し方も、考えることも全然違う。 繰り返して繰り返す。それの何が悪いのって理屈では思っている。 …

映画「ハチミツとクローバー」

3回目、見てしまった。 なんか、重たくないけど薄っぺらくなくて、カラフルだけど静かで、切ないけど見たらなんとなく幸せみたいな、そんな映画だから、たまに見たくなるんだ。 原作の大ファンだしね。原作が10巻かけて伝えようとしてるテーマに比べたら…

君の鳥はうたえる

映画、見ました。 ヘッドフォンつけて、夜中見ました。 とっても良かった。 贅沢な時間だった。 「映画」っていうものを愛してる人たちに向けて、丁寧につくられた映画だなって思った。石橋静河が、輝いてたな。 「オリビアを聴きながら」とか、とてもよかっ…

明るい夜に出かけて

「明るい夜」ってなんだろう。 コンビニ。深夜ラジオ。月。港。 言葉をきっかけに、広がるイメージ。深夜ラジオの世界を少しだけ覗かせてもらった気分だ。 オールナイトニッポン。もちろん存在は知ってるんだけどね。 まさか一般人は熟睡中の深夜に、こんな…

どうでもいいこと

どうでもいいことが多すぎる。 大人は数字が好きだけど、私は予算の3桁目が1だろうが8だろうがどうでもいい。 他人の恋愛話なんて、大抵はどうでもいい。 家がきれいか汚いか、シャツにしわがあるかどうかなんてどうでもいい。 ブランドも流行りもどうで…

宝探し

最近、ずいぶんと音楽に助けられている。 宝探しみたいに素敵なバンド、探してる。昨日見つけたのは、sunny car wash とandymori。sunny car washは、「キルミー」という曲が代表曲だけど、「ムーンスキップ」「ファンシー」もとってもかわいいと思った。 ボ…

ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー。大好きな、大好きな、マンガ。こんな言葉が出てくる。「自分の一番好きな人が自分の事を一番好きになってくれる たったそれっぽっちの条件なのに どうしてなの 永遠に揃わない気がする」そうかもしれない。こんなことで、悩んでる人が…

叫び

小さい頃、泣くことは主張することだった。 少女になった私は、声を出さずに泣けるようになった。 大人になった私は、涙を流さずに泣けるようになった。

GLIM SPANKY

「大人になったら」と「美しい棘」、今日はじめて聞きました。心にに直で突撃してくるような声と、言葉の選び方と、MVの世界観と、ギターの音が合わさって、やられてしまった。 アーティスト、表現者なんだ、と思った。 魂こめて歌ってるの、伝わってきて、…

ヘッドフォンの外の宇宙

ハンブレッダーズ「ライブハウスで会おうぜ」 この時期にあげてくれたの、なんだか思いが伝わります。 「ヘッドフォンの外にも宇宙はあったんだ」って歌詞があって、素敵だと思った。 ヘッドフォンの中の宇宙に閉じこもって、なかなか外に出ていけない気持ち…

大好きなバンド

コロナだから、bump of chickenがyoutubeにたくさんのpvとライブ映像をあげてくれました。 ファンとしては、嬉しい限りです。 ひとりでヘッドフォンつけて、ライブ行ってきた気分になった。 バンプは私の生まれる前からあるバンドで、もう10年以上もファン…

ふたご

ふたごの妹がいる。 私達は、感覚がよく似ている。 音楽や、映画や、本の趣味が合う。 ひとの好みも近い。 私達は、2人そろって「言葉」に弱い。 どういう時にどういう気持ちになるかよくわかる。 笑ってごまかしてても、傷ついてたら痛い。 基本ごきげんで…

憂鬱

頭が少し痒くて、おなかが少し痛い。 スマホを手に握ったまま、ベッドにうつ伏せで動けない。 部屋の電気がついていて眠ることもできない。 ベッドのシーツは右上の角がめくれ上がって、マットレスがむき出しになってる。 思考が重くてほとんど働かない。 水…

ひとり日和

青山七恵の「ひとり日和」、読みました。 少し前に芥川賞を受賞したやつです。 なんか、難しくないのに、深みを感じさせる、おもしろい文章だと思った。 表現するのに適した言葉の組み合わせを、この人は既に知っているような、そんな無駄のない文章だと思っ…

新しい友達

新しい友達ができた。 これって、なんか、嬉しいよね。 一人だけでも、嬉しい。 70億人の中で、たった一人。 私達が人生で出会える人の数なんて、なんて少ないのだろう。 私の名前と、顔と、声と、性格を、知ってくれるひとが、この世界にまた一人増えた。…

ぼくのメジャースプーン

お休みには、本を読めるという特権がありまして。 本日、読んでみたのは辻村深月の「ぼくのメジャースプーン」。 小学生の「ぼく」の視点から、罪と罰について考える本書はなんだか道徳の授業を受けてるみたいだった。「もし自分の大切な人がどうしようもな…

一瞬の風になれ

「一瞬の風になれ」読みました。 古いね。 だけど、おもしろかった。砕けた口調で、全部のストーリーが進んでいくんだけど、それがすごくわかりやすくて良いのだね。 率直な言葉が、時々グサッとくる。 「最も個人的なことが、最も創造的なことである」 とい…