2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

楽だから、嘘をつく。 嘘をついたら、なかったことになって。 ついた嘘がほんとみたいになって。 嘘だと思ってたことが嘘みたいになった。

たくさんの本を抱えて

1日で、こんなに本を読んだのははじめて。 ずっと、何にも邪魔されずに本を読み続けられたら、って夢見てたことだったかもしれない。星野道夫「森と氷河と鯨」 目には見えないものを、おろそかにしたくない。見えているものがすべてじゃない。「見ることと、…

ペコロスの母に会いに行く

人情ものを、久しぶりに見たら、泣かされてしまった。でも重たくなくてよかった。 おじいちゃんが認知症で亡くなったから、思い出してしまう。 日本は、お年寄りが元気がなくて、若者との間に超えられない溝みたいなものがある。 若者は若者で、お年寄りへの…

Laundry

ストーリーは少しありきたりだった。 でも、窪塚洋介と小雪が、やっぱり魅力的だった。「あんまり喋らない人は、心の中でたくさんしゃべってる。」 「愛だよ。こういうの、地球では愛っていうんだよ。宇宙じゃ知らないけど。」 「死んじゃったからね。いるの…

人間

又吉直樹の作品が、どんどんわかりづらくなっていく。少しさびしい気持ちがした。 何回も読んだら、わかるんだろうか。 時々、作品に触れた時、ああこれが、当時筆者にとって、最も表現したいものの形なんだなと思って、当たり前なのに自分との乖離に唖然と…

方向

成長しているかと思ったらいつの間にか退化しているように、ひとの変化は良い方向とは限らない。 毎日必死なのに、そんなのってひどい。

彼女たちの場合は

旅、のお話。 いいなあ私も旅に出たい。 江國香織の長編小説は、全部、自分のことみたいに丁寧に丁寧に書いてくれる。女の子2人の旅って、私好きよ。 逆に、一緒に2人で旅をできるような相手じゃなきゃ、友達と呼べないような気がするんだ。本のカバーとタイ…