2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
若き日の吉本ばななの対談集。 島田雅彦とか、村上龍とか、なんだか意外です。 高橋源一郎も、チャーミング。文芸雑誌は部屋が汚いっていう視点、とっても新しかった。 自分のことを素直に性格が悪いと認められるのはいいなあ。「小説業界でやっていくために…
全話見ました。 人を信じるっていいな、と言ったバチェロレッテの言葉がよかったな。 たくさんの経験を経て、外見も中身もとってもきれいな人だった。時折見せるかっこよさとかわいさがあって素敵だった。 阿部さん、大好きになった。 長谷川さんの日記もよ…
辻仁成の小学校から高校までの思い出を語ったエッセイ。 函館山、何度も登ったから、あの高校に辻仁成がいたんだなと思って嬉しかった。 又吉くんにもいつも思うことだけど、びっくりするくらい些細なことを覚えていて、当時の状況や心情が鮮やかに描かれて…
久しぶりに号泣した。 清原果耶と桃井かおりが素晴らしい。 本当に、繊細で豊かな表情に心を揺さぶられた。 物語としても、とってもよくできていて。 いいなあ。ああやって、屋上で誰かと話したり黙ったりしたいと思った。 思春期に、本当に話したいことや聞…
とんでもなく完成度の高い作品だなと思った。 ピアニシモ·ピアニシモにも感じたけれど、初期の作品は、残酷さが際立っている気がする。 中村文則の作品に近いと思った。 青森駅の八甲田丸、青函連絡船だったのね。たった一人の人物に、心臓を握られてしまう…
池澤夏樹の、ロジカルな思考、ここに極り。 学者かと思った。 他作品と比べた振り幅がすごい。 どっかから落ちる夢を見やすい人間は、サルの樹上生活の感覚を引きずってる?旅の定義を、自分なりにもいろいろ考えていたけれど、池澤夏樹流の答えが聞けてよか…
やっぱり、エッセイはいいな。 若林君の、中二病、私もだから、今最前線で戦ってる姿を見ると、とっても勇気づけられる。 カメラで撮ってたもので「ぶってる」写真展やらされるエピソード好き。 佐久間さんとか、西加奈子さんとかとのラジオ、大好きで、好き…
すばらしかった。 一五同盟だったんだ。 長く長く時間を過ごした絆を、一瞬にして飛び越えてしまうほどの引力が、きっとある。 だけど、良一のことも、徹也のことも、否定はできない。どちらの持つ思いがどちらより強いとか、そう言う事じゃないから。 いつ…
かつて、一世を風靡した、みたいな作品を読んでみたいなあと思って。 全編2chでお送りしていてびっくりした。斬新。 ヒロインがエルメス呼ばわりされてるのとか、新鮮ね。 コメントとか、みなさん大喜利力高くておもしろいしね。 そういうお祭り騒ぎみた…
久しぶりに、児童書のようなものを読みました。 二卵性のふたごを題材にしていたり、青森出身のおばあちゃんが出て来たり、なんだか親近感がある物語だった。 「まりあちゃんの笑い声は、泣き声に聞こえた」 「じゃ、マキちゃんも自分でばかみたいって思うの…
筒井康隆の小説読んだ。 知的で官能的で冒険的で最高密度のエンターテインメントってかんじだ。すべて、undercontrolというようなところがプロフェッショナルだ。絶対的に手が届かなくって清々しい。やっぱり、先に原作読めばよかった。 小説を純粋に楽しみ…
西加奈子の、覚悟が伝わってくるような、魂のこもった作品。 タイトルと、表紙の絵がすごく合っていて、引き寄せられてしまった。 世の中の、いろんな事実、現実を織り交ぜながら、目を背けることなく描き切っていてすごいなあ。 そして、いつもながら、西加…
すごくよくできた小説だなと思った。 古市君は、残酷な文章を書くイメージなのだけど、この小説では、少しロマンチック。 本当に、いろんなことへの偏見なく文章を書く人なのだと思う。 関係性の変化、それに伴う人間性の変化がとても繊細につづられていてす…
田口ランディさんと山田詠美さんの作品、もっと読んでみたいと思った。 たくさん、文章を残したいと思った。 誰かに、自分のなかにある幸せ、ゆずってあげたいと思った。 甘いだけじゃなくて、やるべきことをやりながら、強くなって、それでも甘さを持ち続け…
フィルムカメラで、鮮やかな自然の色を、たくさん撮ってみたいなと思った。 これからの仕事、ぱっきり切り替えて、できるかな。 思ってないこと、好きじゃないこと、仕事なら、できるかな。 「隠れてるんだけど誰も捜してないみたい」 「くだらない話 つまら…
こんなに自分と根本的な考えが近い作家さんは他にいないなあと思います。 的確に言語化してくれるから、すとんと腑に落ちる。 プライベートな友達とは、どうやったら良い時間をすごせるかだけ考える。 仕事は、友達作りの場じゃないから、気にしないでいこう…
あんまり心は動かなかったけど、エンタメとしてはおもしろいかも。 映像も鮮やかでスタイリッシュ。 死の恐怖がない世界、やり直しがきく世界だったら、なんでも怖いものなしで試せるもんね。 価値観、ぶっ壊されそうだから、一定期間だったらやってみたいか…
繊細で、素敵な映画だった。 チョン・ユミがきれい。 何気ない会話が、小さな痛みや違和感を増幅していく様子が描かれてた。 でも、決して悪いことばかりじゃなくて、一生懸命なのにうまくいかないことがたくさんあるのが人生だもんね。 相手のこと、ほんと…
マンガ、とっても久しぶりに読んだ。 好きなことを続けられたらいいな。 受動的に、間接的に、誰かの人生を変えられたらいいな。
すごくよくできたお話だった。 最後の方、とっても泣かされた。 劇団ひとり、脚本も演技も監督もやっているのか。 柴咲コウ、きれいだったな。 みじめな気持ち、伝えるのが上手な大泉洋。 チョコレート、勝手に食べちゃだめだよ。
アニメ、見ました。 意味不明な展開で楽しい。 森田の暴走と、リコーダー爆走シーンがよかった。 古美術のフォーク、君の横顔、すばらしい。 あやちゃんの髪がどうしても可愛くなくてどうしよう。
池松壮亮、伊藤沙莉。 どちらも魅力的だった。 ロマンチックとリアルが交互に来るような。 クリープハイプの君の部屋とex darling 、とても好きな歌。 高円寺とか下北の下町感ってやっぱり最高。 ナイトオンザプラネットごっこ楽しそう。 のはらようっていい…
タイトルがステキ。 川上弘美のエッセイ集。 ちょっと、友達になりたいな。 私的生活、よんでみたいとおもった。 読むことと書くことが大好きで、でもおとぼけで、チャーミングな人だなと思います。 春のおでん、とか、そういうこと、たくさんできたらいいな…
バカにされたり、変な目で見られたり、そういうことを恐れないで言葉を紡げるってすごい。 少しだけ情が移ると、私は引っ張られてしまうんだな。 ものわかりがいい人になって、嘘をついてしまうよ、本当に。 久しぶりに、音読をしてみたくなる。音読、大好き…
好きなものを好きでいられるように生きてきた、と著者が言っていました。 それはたぶん、すごく難しいことだっただろうな。 たくさんのたくさんの言葉を並べて、やっと伝えられることがあるんだろうな。 何を大袈裟な、と言われても、本当のことに近づけるた…
詩集って、かたくてむずかしい気がしてあんまりちゃんと読んだことなかったけど、ステキ。 銀色夏生っていう名前がもう素敵。 かわいらしくて残酷。そういうものがとても好きです。「苦い忠告をつめたくひやし床にころがして旅に出よう」 「電話はやめよう …
銀色夏生の詩集、はじめて読んだよ。 もっとほかのも読んでみるよ。「でもつらい思いや涙が恋のよろこびに比例するのだとしたらそれはしかたのないことです」 「明るいうちにって君は容赦なく笑った」 「好きな人をただ好きなだけでよかった」 「このまま黙…