2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あの頃。

今泉力哉作品、観ました。 松坂桃李、仲野太賀、若葉竜也の組み合わせは見応えありです。 なんでも笑いに変えていく姿はよかったな。 握手会で、いつもありがとうってちゃんと言うんだぞってとことかよかったな。 今が人生のピークって、道重かっこいい。 何…

日記(2022年11月)

ランプを買いました。今週末、訪ねてくる人のために。 動物園に一人で行って、たくさん写真とってくれた。 しっかり者のあの人が、バスをうまく降りられなかった話。 なんか、過去の自分とか、そういうものを思って泣きたくなるセックスの後。 なんだか、つ…

街の上で

おもしろかった! 若葉竜也、やっぱりいいな。 愛がなんだのタッグですね。 イハちゃんもめっちゃかわいかったな。出てくるおんなの子が次々に素敵。 若者の恋愛観を、めちゃくちゃよく捕らえてる。 コミカルなのに、心を食っているという。 彼氏です、彼氏じ…

このサイテーな世界の終わり

久しぶりに英語でドラマみた。 すばらしかったです。 物語の展開が、ほんとに読めない。 淡々としていて、どんなことでも起こりうる。 主人公2人が非常に良い。 女の子は少しエマニュエル・ベアールに似てる。かっこいい。 ダンスシーンとか最高だった。 ウ…

ドラフトコント

年末にかけて、お笑い番組が増えて楽しいな。去年もよかったけど、今年もレベル高かった。 ドラフトのシステムが、とってもワクワクする。 全チーム攻めててよかった。 長田くんのヒットメーカーのセンスがすごい。あそこまで緻密に絵を描けるのは、とんでも…

恋人たちはせーので光る

わからない言葉がたくさんあって、でもわからなくて当たり前だと言ってくれる著者。それでも、わかりたいと思うし、わかるような気がしてしまう。 「噴水のような公園で、公園のような家族たちが、花のように揺れている」 「10代のころ、深夜の車道に寝転…

トークサバイバー

どうしても見たくなってNetflixに入ってしまった。 こういうの、やっぱり熱くなる。 佐久間さんが本業の裏方でこんなにおもしろいものつくってるんだなあっていうのも勇気出る。 佐久間さんのおかげで、どれだけの芸人さんが輝いてるんだろう。 向井くんの、…

青い車

映画を見ました。 井浦新太と、宮崎あおいと麻生久仁子、みんな好きだから。 曽我部恵一が音楽でした。 井浦新太、蛇にピアスのときのような、孤独で危なっかしい役が本当によく合っていてかっこよかった。 倫理観を揺るがされるような存在に惹き込まれる。 …

何もかも百回も言われたこと

犬童一心監督の自主制作映画。 西岡由美子という主演のひとに惹き込まれる。 いるんだかいないんだか、風景に溶け込んでしまうかんじ、ね。 突然海に入ってしまうとことか。いつもつまらなそうな顔をしているところとか。無理しないところ、自然なところ、分…

キリンの子

こんな方がいるんだなあと思って手にとってみました。 ずっと生きていくことを前提にした社会の仕組みに耐えられない気持ち、誰もが抱えているんじゃないかと思う。 「朝の道「おはよ!元気?」と尋ねられもう嘘をついた 四月一日」 「音もなく涙を流す我がい…

失恋ショコラティエ

こちらも、素晴らしかった。 今日は少女マンガ日和なのだ。 一筋縄ではいかない、どうしようもなくて憎たらしくて甘ったるい恋愛のかたちを、見事に描ききっていて。 「出会えた人としか恋はできないよ」 「うまくいっているように見えるものも本当は軋んで…

paradise kiss

こんなに夢中になって読んだの、久しぶりだ。最高。やっぱり矢沢あい大好きよ。 ご近所物語から繫がってるのも嬉しかった。 相変わらず、一言の破壊力に、やられる。 自分が女の子だって思い出させてくれるし、切なくて、かっこよくて、可愛くて。 ぶっ飛ん…

悲しがる君の瞳

銀色夏生。 ちいさな世界でいきていくことのすばらしさを感じて、そのむずかしさに気が遠くなる。 「私たち二人の関係が 私たち二人にしかわからない理由で ずっと続いていきますように」 「いくつもの線がみえるよ 君とぼくのあいだには 乗り越えるべき た…

生きてるだけで、愛

本谷有希子の小説読んだ。 とてもよかった。余韻に浸ってしまうような。 簡単に、無理しないでねって言ってしまえる世の中で、楽しないでね、って言うのはとっても難しいと思うから。 でも本当は、楽してほしくないものね。 「色気は生活に負ける。」 「でも…

この世界のぜんぶ

池澤夏樹の詩がすきです。きみの住む星とか。 表題の、「この世界のぜんぶ」という詩がよかった。 「この世界のぜんぶを きみにあげようと思ったけれど 気がついてみれば この世界はぼくのものではなかった」 ロマンチストだけど、植物や動物に関する知識が…

水中の哲学者たち

こんな人がいるんだなあと思った。 哲学することは、おもしろいよね。 「場の流れ的に」ひとが死ぬアクション映画とかが怖いという気持ち、よくわかる。あんなにも性格のよい主人公のまわりで、ひとの命が平等に扱われていないようなかんじ。 「好きな木が切…

コンビニに生まれかわってしまっても

作者の性別もわからない。俺が一人称の詩にたくさん惹かれたのは、どうしてだろう。 ひきこもり、70万人もいるんだね。みんな、ピクニックとかできないんだなって思いました。人間関係したいって、切実に、誰もが思ってる、きっと。 大好きな詩がたくさん…

穂村弘、いろいろ

新しい図書館に行ったので、穂村弘の本を手当たり次第に読んだりしました。おやすみなさい。 「海で洗ったひまわりを贈る 未発見ビタミン的な笑顔のひとに」 「自らをいじめるような歯磨きを午前3時に父はしていた」 「さやうなら煙のやうに日のやうに眠りに…

きっとあの人は眠っているんだよ

素敵なタイトル。 穂村弘の読書日記。 知ってる本がまったく出てこなくてびっくりする。 まだまだ知らない世界がたくさんある。 たくさんの言葉を吸い込みたいです。 「細部のリアリティの積み重ねが大きな夢を支えている」 或る世代以降の日本人が成熟でき…

きみは赤ちゃん

妊娠と子育ての一部始終が川上未映子の激情感を持って伝えられる、とっても読み応えのあるエッセイ。 日本における出産と育児のリアルが、ぎっしり詰まってる。 お腹を痛めて産む信仰のこと、産婦人科のこと、出産前の検査や入院のこと、パートナーとの信頼…