一瞬の風になれ

「一瞬の風になれ」読みました。
古いね。
だけど、おもしろかった。

砕けた口調で、全部のストーリーが進んでいくんだけど、それがすごくわかりやすくて良いのだね。
率直な言葉が、時々グサッとくる。
「最も個人的なことが、最も創造的なことである」
という言葉がよくわかる。
ページが進む。

登場人物の、それぞれのキャラクターが立ってる。
ありそうで無さそうでありそうな時間が流れてる。

神谷、連、健ちゃん、みっちゃん、谷口、鳥沢、根岸、桃内、影山、守谷さん、浦木さん、仙波、高梨。

作者は4年も取材したんだ。
スポーツものは、基本的に健全で、真っ直ぐで、人生の素晴らしさとか、仲間の大切さとか、そういうの、教えてくれるよね。
時々読むと、心を掴まれる。