明るい夜に出かけて

「明るい夜」ってなんだろう。
コンビニ。深夜ラジオ。月。港。
言葉をきっかけに、広がるイメージ。

深夜ラジオの世界を少しだけ覗かせてもらった気分だ。
オールナイトニッポン。もちろん存在は知ってるんだけどね。
まさか一般人は熟睡中の深夜に、こんなにも情熱が注がれた世界がつくりあげられてきてたなんて、知らなかったのよ。
「職人」という存在も、あんまり知らなかった。
「ネタ」、書くんだ。
採用されることに、かけてるんだ。
「職人」同士の交流まであるんだ。
そっかそっか、ラジオって声しか聞こえないからこそ、想像力がどこまでも広がっておもしろいんだ。
なんか、いろいろと初耳で、この本読んで良かったと思ったよ。

あと、個人的に共感したのは、他人に触られるのが嫌いという主人公の気持ち。
うん、私も苦手。過剰反応しちゃう。
それでも、恋愛したいから、結構厄介だよね。
触り合うとか、相当ゆっくり慣れてかないときついのよ。