青春ピカソ

いつか、マドリードピカソゲルニカを見た。
父親が、はじめてゲルニカを見た時、本当に感動したと言っていたから、それほど感動できなかった私は自分にがっかりした。
岡本太郎の文章読んでたら、やっぱり私は、もののわかる人間になりたいって、強く思った。
ピカソを見て、具体的になにがすごいかとひとつひとつ語れるのが本当は理想だけどね。
それができないから、ただ、すごいものをすごいと思える感覚が最低限ほしい。
すごいもののまえで、動けなくなるほどの感激を味わうことのできる感覚がほしい。