琥珀の夏

辻村深月は、私はもう少しポップなのが好き。
今回は、あんまりワクワクしなかったかもしれない。
意見と思想と宗教なんて、グラデーションで境目がわからないね。
子育ての大変さが、重くのしかかる。決して楽しくはないことも、ひとつひとつ、乗り越えていくしかない。

「「戦争」や「平和」、「友達」や「愛」、そうしたものについて真剣に話し合うという行為そのものが、ある種の胡散臭さをもって迎えられてしまうのはなぜなのだろう。」
「今のあなたたちにもらったその言葉を、あの頃の私に、あげたい。」