物語のなかとそと

江國香織、散文集。
2時間お風呂に入るとか、シャボン玉液をいつも持ち歩くとか。この人の生き方がまるごと好き。

キンカンベリー「植物じゃないんですか?」
「職業柄、言語を絶する訳にはいかないからだ。」
見合い「結婚?この人と?なぜ?」
「何もかも自分で感じること。」
「物を書くにはストリップする度胸が必要なのよ。」
「読むことは、どこに行ってもここに居続けること、なのだ。」
「シュークリームを食べながら紅茶を飲むような小説を書きたい」
「心配するのが嫌だからって、叱ったらいかんよ。」
「大人はいいなあ。子供に、そう思わせることのできた彼らは格好よかった。」