蛇にピアス

たぶん、小説を読んだのははじめて。

読みながら、吉高由里子井浦新高良健吾の顔がどうしてもちらついてしまう。

本当にすごすぎる作品。ギャルとギャングとパンク。

エキセントリックで退廃的、刹那的でどこかリアルでバカ真面目。金原ひとみは、誰にも真似できない格好良さ。

麒麟と龍を彫るところとか、スプリットタンにまつわるピアスの描写とか、心に来る。

 

「餌がなくなったら魚には死ぬか逃げるかの二択しかない。」