2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
新宿シネマート、初めて行ったら雰囲気いいな。ずっと見たかった映画、見に行きました。 俳優陣が、すごく良かった。ずっと、画面が切れ味ある。ゆーたのカリスマ感。見てるだけで、絵になる。あたろうとみいちゃんもかわいかった。トムの包容力も。男女関係…
山田航の歌集を2つ読んだ。 なんだろう、とても繊細な心の持ち主で、失望とか、無能感とか、そういうものの近くで生きてきた人なのかなと思う。 世界を見つめる視線がどこか、写真のように無機質に思える時があって、淡々としているのだけど。執着も感じる。…
フラワーしげるさんの短歌集。 世の中への皮肉や反抗が、少し乱暴な形で投げかけられているようで、ロックの精神を感じる。 粗いかんじが心地よくて、地続きでつながってる気がする。でも時々優しくて、胸に残る歌集だと思った。 「映画をみてなにかを知った…
河合優実、どの作品見てもほんとにすごい。 作品にばっちり馴染んでるのに、存在感があって、細部まで目で追ってしまう。 いろんな苦しみを抱えて、それでもまっとうに生きたいと願ってもがく姿が、強く心に残る。 自責の念。何度も何度も立ち上がろうとして…
古本屋で100円で見つけて、いいんですかと思いながら買ってしまった。 銀色夏生さんの本は、言葉と写真の両方を楽しめるから好き。 この人の撮る写真は、フィルムで風景や植物を撮ったりするのだけど、なんとなく哀しくて美しいものや、ささやかで可憐で幸せ…
江國香織と、辻仁成の共作、左岸だけ、とりあえず読みました。 一人の女の人の人生を、幼少期から老化まで、見事に書ききっていてすごいなあと思う。超大作。 ちょっと、登場人物たちが事故に遭いすぎるのがさすがに気になるけれど。 言いづらいようなことも…
いつまで続くのかしら、って呟いたおばあちゃん。 寒くなってきたから、ひとりで生きる準備もしなくちゃ。 二人で電車乗ってお出かけしたりするの、嬉しくて。 山の中を歩く。谷の底には、誰もいなくて、新種の生き物として発見されちゃう。 楽しいこと、た…