街をあるく

知らない国に遊びに行くとき、大体の場合ひたすらたくさん歩きます。
そんなに長い間はその国にいれないことがほとんどなので、滞在期間中はほとんど街中を歩いています。
観光地だけじゃなくて、商店街も住宅地も路地裏も歩きます。
たくさん歩くと、わたしは方向感覚なんてまるでないから、道なんてあんまり覚えられないけど、「全体感」が見えてくるのです。
わたしの土地の記憶は「全体感」。
すれ違う人々の顔つきやファッション、住宅の並び、看板に使われる文字やデザイン、街全体のorganized度合い、飛び交う声の大きさや量、そんなものたち。
そういう違いがおもしろくって、わたしは街を歩くのです。