鉛筆画展

「土田圭介」の鉛筆画展に行ってきました。
モノクロのファンタジーに心奪われた。
素敵な作品勢揃いだったけど、一番好きだったのは、「一日の終わり」っていう絵かな。
夜の町の風に吹かれる横顔の表情を、ずっと眺めていたいと思える作品。

何より、本当に気の遠くなるような細かい作業に情熱を注ぐ、その心意気がかっこいい。紙と鉛筆それだけで。新たな世界を創造する。その覚悟が作品ひとつひとつに感じられるから、鑑賞する喜びが生まれるんだね。
「こころ」をテーマに、形のないものを形にできたらと思って創作活動を続けているらしい。おもしろい。確かに、いくつかの作品に、私は自分のこころを乗せて飛んでいけたような気がしました。