にょっ記

また穂村弘を借りてしまった。
普通のエッセイとは違って、本当に短い文章が盛りだくさん。心の声だだ漏れモードが好きです。
穂村さんは、天使と話せて羨ましい。

「天使の云うことはことごとく私の心をうつ。さすがは天使だな、と思う。「キャンディ·キャンディ」の四巻だけ分厚いのどうして?」
「あー、昼寝、と思ってうきうき。あーうきうき。なんだか、眠れない。」
「何かをやろうとして結果が出ないと、すぐに失望したり絶望したりする今の私は、「クワガタ捕り」に懐かしさ以上の眩しさを感じる。」
「目的の駅に着いたので、おりまーす、と呟くと、前に立っていた女の子が、はーい、と云って道をあけてくれた。やさしい、かわいい、あかるい、やさしい、かわいい、あかるい、やさしい、かわいい、あかるい、やさしいと思って涙が溢れる。」
「真夜中に、ベッドの上でぬいぐるみたちに通知表を配る。ぬいぐるみたちは、とってもどきどきしていた。」
「スーパーパンダの夢をみる。」