芸人さんのエッセイ

ナナメの夕暮れ、と、僕の人生には事件が起きない、を読みました。コンビというのは面白いもので、2人きりの組み合わせによって生み出されるものが全然違って、売れたり売れなかったり。いくら本人たちが楽しくても、仲が良くても、客観的にくだされる評価によって存続が決まるわけで。相方というのは一生のように付きまとうわけで。
今は、そういう芸人さんの舞台裏っていうのもよく見えるようになって興味深い。

若林くん、真面目なんだなあ。
「正論は多分正しい。でも、おもしろくはない。」
「人間は内ではなく外に向かって生きた方がいい」
「好きなことがある」ということは、それだけで朝起きる理由になる。
「俺はもうほとんど人生は「合う人に会う」ってことで良いんじゃないかって思った。

岩井くん、いろんなことに、今でもイライラしてるんだなあ。私の人生には、けっこう事件が起きるよ。だけど、事件が起きなくても楽しめるというのは同感です。