綿の国星

大島弓子作品。
マンガ、久しぶりに読んだから、絵のかわいさにやられた。
表紙の色使いが素敵。
ふわふわも、メルヘンも、やっぱりどこかで持っていたい。

「サンドイッチもねじりパンもみんな生きていたのよね」
「猫の心音をきき 人間の心音を思うとその早さの分だけあたしは悲しかった なぜだかとても悲しかった」
「歩くとアスファルトの鏡にリンスの香りが映るような気がしました」
「池のふんすいをみながら みんなでうみのふんすいの想像をしました」
「原っぱはキラキラしてて一等おまえにみせたいよ」
「わたしは外をみながらラーメンを食べるのがすきです」
「こぼれたパイ ふんでくすくす」
「一同シーンとしちゃって天使の大移動」
「あたしはといえばしばらくは走るたびドラムの顔が目の中でいつまでも花のように咲いて散らなかった」
「ごめんな ごめんな ごめんな あたしは時夫のその言葉を三回ふりかけると全世界がリンスしたみたいにふんわりと気持ちよくなってねむってしまった」