どうやら僕の日常はまちがっている

1作目より好きだった。
偏見や、反抗期や、マザコンや、わすれっぽさや、駄々こねや、失敗や、依存や、時折の従順さとか、人が普段隠してしまうような部分をたくさん見せているエッセイで、読んでて楽しい。

「全然楽しくなかったよ」
「「いってらっしゃい」の時に居なかったのに「おかえり」の時に突然居ては、帰ってきた寅さんも「こいつは誰だ?」という話になるだろう。」
「セルフミニサプライズ」
「僕は、心の友達リストのこの友達の欄に"センスがあるスタンプ"を、ぎゅっと強めに押した。」
「いや、何もないんかい!」
「セルフラブヨガ」
「あいつらとは感覚が合わない。」
「人はスーパーがないと生きていけない。」