黄色い本

高野文子のマンガ、読みました。

装丁が黄色くてとても良い。

チボー家の人々に夢中になって、フィクションと現実が混ざってしまう感覚、とてもわかる。

勉強とか生活とか仕事とかに手がつかなくなってしまって、何でも、ジャックに報告したくなってしまうんだよね。

 

「弾圧だ」

「ジャック聞こえますか。従妹さんが泣くので革命ができません。カア様が起きるので革命ができません。極東は苦戦しております。」

「自分の好きな人を大切にすることはそれ以外の人には冷たくすることになるんでねえの」

「好きな本を一生持ってるのもいいもんだと俺は思うがな」