2022-07-24から1日間の記事一覧

海峡の光

とんでもなく完成度の高い作品だなと思った。 ピアニシモ·ピアニシモにも感じたけれど、初期の作品は、残酷さが際立っている気がする。 中村文則の作品に近いと思った。 青森駅の八甲田丸、青函連絡船だったのね。たった一人の人物に、心臓を握られてしまう…

母なる自然のおっぱい

池澤夏樹の、ロジカルな思考、ここに極り。 学者かと思った。 他作品と比べた振り幅がすごい。 どっかから落ちる夢を見やすい人間は、サルの樹上生活の感覚を引きずってる?旅の定義を、自分なりにもいろいろ考えていたけれど、池澤夏樹流の答えが聞けてよか…