2026-01-01から1年間の記事一覧

横道世之介

昔、映画見た気がする。本も、呼んでたかも。 吉田修一さんの古い作品とか好きで、この人にしか書けない、絶妙な距離感の人間描写みたいなのが良い。 けっこう淡々としてるのに、気づいたら引き込まれてるの、すごい。 視点や時系列の切り替えも上手で。 サ…

女の国会

新川さん、久しぶりに読んだ。 なんとなく、女版池井戸潤みたいな作風の人だなあという印象ある。 でもエンタメとしては、なんかわかりやすくて気持ちが良い感じもあって。 すごく頭の良い人なんだろうな。政治世界の建前や本音やしがらみを書くのって、本当…

バックトゥザフューチャー2

いまさらちゃんと見ている。 さわやかな映画だな。 ただワクワクして楽しめるだけの映画も、最近では貴重な気がする。 でも一人で見るものではないのかも。 ちょっと、it's a wonderful life、思い出した。

ボクたちはみんな大人になれなかった

小説だったとは! 勝手に、エッセイ的ななにかだろうと思ってしまっていた。 感傷的だけど、かっこいい場面とか文章とかいくつかあって、けっこうよかった。 スーちゃんの行方、気になる。 ガンダムのセリフ印象に残って、見てみたくなった。 「美味しいもの…

ぜんぶのあとにのこるもの

大分前の、川上未映子の連載エッセイ集。 強気なイメージのある筆者だけど、エッセイでは、いつも素直でチャーミングな人だなあと思う。 読んでると、なんかわかんないけど元気出る気がする。 「しかし時間がたつと「連帯」は「監視」に変化して「正義」は「…

IDOL

めっちゃ時間飛んでおもしろい。 アイドルグループの話かあ。 この人の書く物語のややこしい感じ、あい変わらず好き。 読者を置き去りにしていく感じがあって良い。 オムライスのくだりも、大好き。 でも今回は、すごく実験的だと思った。若干のミステリー要…

熟柿

うーん、なんというか、事件によって、ぼーっとしてしまった主人公の人生を、一緒に体験してるみたいな小説かなあ。 すごくおもしろくはないのだけど、でも本当の人生みたいに突飛なこととかたまに起きて、そのたびにやれやれってなる、みたいな。 もしかす…

シナントロープ

おもしろかった。 映像とか音楽とかめちゃくちゃお洒落だし。 テンポ感が心地良い。 鳥がたくさん出てきて楽しいしね。 けっこうえぐい感じとゆるい感じのバランスが絶妙で。 伏線がいろんなとこに張り巡らされてて、巧妙で、おおってなる。 良いシーンいっ…

かわいないで

黄色いか黄色くないかと、かわいないでが収録されてる。 なんか、加納ちゃんの文章は、気取ってないのに尖ってて心に来る。 等身大の少女が顔を覗かせる感じある。 お笑いが大好きなんだなって思う。 かわいい、よりも、かわいないで、が嬉しいときがある。 …

日記(2026年5月)

今しかないみたいな感じで出かけようぜ。 ないないストレスないないない! くりからもんもん。 ラッコとかシャチとか。 いつでも帰ってきなよって。かっこいいな。 ワールドトリガーで朝帰りして。時々、何かをぶっ壊したくなる。 黄金に透ける髪がきれいで…

マイダイアリー

ドラマ見た。 なんか、少し無理矢理だったり台詞っぽかったりするのが気になるんだけど、きらっと光るようなシーンがたくさんあって、なんだかんだ見てしまったドラマだった。 主要キャスト5人がそれぞれ良くて、特に、望月歩くんと見上愛ちゃん、とても良…

よしもとばなな作品。 タヒチの話。 好きな小説かと言われるとそうではないけど、やりすぎってくらい、ばななワールド。 贅沢だなって思う。 たぶん、生き方について悶々と悩んだりできるのは、豊かで、贅沢なことだって思う。 「私には、自然な時間の流れに…

しずく

西加奈子作品。 いろんな自分がいるけれど、全部全部自分で、好きなように操ったってかまわないのかな。 力強さと、奥行きを感じる短編集。 あの人がいてくれたから乗り越えられた、っていう経験がたくさんあって、そういうの、覚えていたいなって思う。 「…

PRIZE

おもしろかった。そういう展開なのかって、思わされる場面がいくつかあった。 特に、取り返しのつかない過ちが明るみに出る描き方が絶妙で、余韻がすごい。 小説って何かずっとわからなかったけど、ヒントのようなものを分かりやすく伝えてくれる作品。 編集…

人にやさしく

今さら昔の人気ドラマ。 ブルーハーツずっとかかってて最高。 昭和だけど、楽しくていいな。 見てて、めちゃくちゃ元気になるし、人情もので泣いてしまう。 ぜんくん、明るい。 たろうくん、イケメンすぎる。 けんちゃん、男くさい。 男3人暮らしのお話なん…

青天

高校の頃、倫理の授業好きだったな。 カミュ、いいこと言うな。 幸せな人だと思わねばならぬ、だなんて。 部活のこと、思い出した。いっつも、必死で、アザだらけだった。よく頑張れてた。 思いっきりぶつかったり奪い合ったりすることが、スポーツでは合法…

コナン ハイウェイの堕天使

映画館で見た! あっという間に終わってた! 今回は、なんか登場人物少なかったし、推理パートも少なくって、かなりシンプルだったから、単純にアクションとか物語が楽しくって見やすかった。 蘭ちゃん強すぎー。 コナンと灰原優秀すぎー。 ちびたちと感想話…

超かぐや姫!

Rayが主題歌だと聞きつけて。 歌詞の内容ベースにストーリー作ったのかな。それくらいバッチリだった。 全体的に、目まぐるしい展開で、ライトな感じで楽しかったし、ライブのシーンとかは楽しかったな。 昔話と最新のテクノロジーが融合されてる感じ、とて…

日記(2026年4月)

夜のピクニックみたいな学校、ほんとにあった。 目立つ、きみどりの服。 ほぼ家みたいな図書館。 晴れた日の洗車、好きだったんだ。 いつまでたっても、窓際族でいる。 アメリカから、昨日ぶりみたいな連絡が来て嬉しい。 たくさん手放して、たくさん手に入…

聲の形

素晴らしかった! 京アニ作品、もっと早く見てればよかったなって作品多い。 こんなに、ずっと痛みを伴う映画だとは。いじめのとことか、つらかった。 お母さんが、お札燃やしちゃうシーンも印象的。 顔に×がついてるのとかも、なんとなく気持ちわかってすご…

ババヤガの夜

一気に読んだ。 最近、なんかバイオレンスな作品に多く触れている気がする。 おもしろかったけど、ハードルが上がってしまっていたかも。 鬼婆になるために生まれてきたって、斬新。 暴力に快感を覚える感覚は、たぶん、一生理解できない。 「ヤクザの世界は…

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け

白石さんの作品、はじめて読んだ。 恋愛小説かな、と思って読んだら、上下巻あって、想像以上に経済や社会や哲学に切り込んでいく、社会派小説であった。 タイトルと、その意味がわかったときの感動が大きい。 機会の平等より、結果の平等。 過剰な貧しさで…

GOGOHeaven の勇気

新しい図書館に、銀色夏生がたくさんあって嬉しい。 写真もかっこいいし、文章もふわふわしてるのにかっこいい。 心の奥の方まで届くようなフレーズがたくさんある。 「せつない片思いと なさけない恋と 泣ける友情と 不思議な愛と 客観的な意識と 一途な感…

ただならぬ午睡

江國香織が選出した恋愛小説アンソロジー。 あんまり、身が入って読めなかった作品もあるんだけど、一番好きだったのは、安西水丸さんのホテルダンデライオンかも。 めちゃくちゃゆるいイラストのイメージが強かったのに、小説の作風がイメージと違いすぎて…

愚か者の身分

つらかった。 ヤクザものは、暴力の描写がえぐい。 林くん、とてもよかったな。 3人ともかっこよかった。 俺がこの世界に引きずり込んだから、っていうシーン、しびれた。 そこで逃げる方にベットした梶谷の生き様や、タクヤがマモルに向けたメールは、泣い…

ロマンス

銀色夏生のロマンス、気づいたらまた読んでた。 この人の詩は、どんな気分の時でも読める。つまり、大好き。 「ものわかりのいい人ということになってしまって 今では 断続的に かなしいウソつき」 「ボクが矛盾だらけだってことが 一緒にいると わかるさ」 …

ブレイクショットの軌跡

かっこよかった! 逢坂さん、前二作とはだいぶ毛色が違う作品で驚いた。 これは、見事な力作だ。 それぞれ独立した短編かな、と思ったけど、 気づいたら、きれいな多面体ができてる感じ。 やっぱり、戦争に詳しい人だなと思いつつ、それ以外のビジネスとか現…

世界99

村上沙耶香の、超大作。 上下巻で、読むのけっこう時間かかってしまった。 あまりに多くのテーマを内包している作品で、どういう風に受け止めたらいいのか、自分の中でもわからなくなる。 呼応、トレース、世界99、ピョコルン、ははルン、ウエガイコクとシ…

BOXBOXBOXBOX

すごく、芥川賞的な作品だなあと思った。 鬱屈とした物語で、とっつきにくい。 つまらないといえば、つまらないけど。 でも、何かしらの深淵に迫るような、硬質な作品世界があって。 タイトルも含めて、ラストの文章の回収の仕方とか、完成度高くてかっこい…

水上バス浅草行き

短歌集、久しぶりに読んだ。 普段、何気なく使っている言葉のおもしろさを浮き彫りにするような短歌が光ってるなーと思った。 読んでると、心が安らかになる。 友達になりたいな。 「そとに降る雪の様子はみてるからあなたは鍋の様子をみてて」 「もうきみに…