赤と青とエスキース

伏線回収が見事だったけど、そこまで引き込まれなかったかなあ。
やっぱり、プロットを大事にすると、こじつけ感が出てしまうというのが、悩ましいところだ。
でも、ふつう、と奇跡は両立するんだな、と思わせてくれた。

「どちらの立場になっても、私はいつも自分から先に手を放してしまう。持っていられないのだ。熱すぎるのも、冷たすぎるのも。」
「俺は本当は、レイにだけは、ワライカセミじゃなくてカワセミでありたかった。」
「俺はなんでも、わかりやすく表に出ているものだけで判断していたかもしれない。」
「俺が名前をつけるのはおこがましい。」