一日の終わりの詩集

きっとこのひとは、たくさん自然と対峙して、独りで過ごしてきたのだなあと思う。

もっともっと、自然を眺めたい。この世界の美しさを感じたい。そう思いました。

 

「しっかり踏ン張ッて 人に いいかげんのことは どうでもしない 深切は ただそれだけだが たかが それだけのはずが とんでもない」

「いつかはきっと いつかはきっとと思いつづける それがきみの冒した間違いだった いつかはない いつかはこない いつかはなかった」

「いつでも空の色が心の色だと思っている。」

「単純なものはたくさんの意味をもつ。いくら短い一日だって、一分ずつもし大切に生きれば、永遠より長いだろう。」

「悲しみは、言葉を美しくしない。悲しいときは、黙って、悲しむ。言葉にならないものが、いつも胸にある。」

「故郷とは、激しく、私的に、ただ夢中に生きた幼年時のことだった。」

「自由に必要なものは、ただ誠実だけだ」

「独りでいることができなくてはいけない。」

「人のいない光景のうつくしさ」

「笑う。怒る。悲しむ。それだけしか、人生の礼儀は知らない。ふりをする人間がきらいだ。」