私は最悪

良い映画だったな、と思った。

ノルウェーの映画なんだ。

映画としてのセンスや、奔放さと品の良さの両方があってかっこいい。

映像だけで、何時間でも眺めていたくなる。

フランスのナミビアの砂漠みたいに感じる要素もあったりしつつ、飽き性で行きあたりばったりな自分の人生と向き合っていく主人公の葛藤が繊細に映されていていいなと思いました。

君は、行き詰まると別れる、って言葉、手厳しいな。死を控えているからこそ話せる本音の数々に、とても引き込まれた。

新しいものにすぐ目移りしちゃう感覚、とてもわかるし。妊娠がうれしいだけじゃない感覚も。自分の人生だからもっと自由に生きてみたいって思う感覚も。