セカオワのさおりさんの本を読んだ。「ふたご」。
ほんとに「ふたご」をもつ私としては、月島となっちゃんの「ふたごみたいな関係」はとても興味深かった。
「月島」のつきぬけた美しさと、なっちゃんの切ないようないつも揺れてる気持ちがとても分かって良い文章でした。
「頑張れた方が良いにきまってるじゃないか。」って、精神病の月島が言う。
病気と怠惰の境目は、だれにもわからないね。
わたしの人生には、月島ほど美しいひとは現れていません。
いつか、出会える日がくるかなと、夢を見させてくれるね。
小説だと、視覚的な情報がないから、時折なによりも美しいものがあらわれると思っているのはわたしだけでしょうか。