このフランス映画、かなりいい。
テンポが恐ろしく速くて、どこへ行くかわからないスライダーみたいな。
フランスの8人の女優たちが全員強いカラーを放っていて、そのぶつかり合いが見応えある。
なんでもありで、それぞれの嘘が次々と鮮やかに浮き上がっていく構図は目を離せない。
特に、召使い役のエマニュエル・べアールに、目を奪われてしまう。吸い込まれそうな瞳とうなじのラインが綺麗で、この人の写真集が欲しいと思った。「女の色気は、あるか、ないかよ」
フランスでは、女たちは比較的若い段階で女子を卒業し、大人の女になるんだって。ファッション楽しむこころ、大事にしたい。そしていつか、思いっきりお洒落してパリに行きたい。