古い映画を、また見ました。
ユーゴスラビア戦争の話。今はもうなくなってしまった祖国ユーゴスラビアへの愛が伝わってくる物語。
「苦痛と悲しみと喜びなしでは、子供たちにこう伝えられない。『むかし、あるところに国があった。』」
民族音楽がすごくて、それに合わせて踊りまくる人々が印象的。
長くて重たいけど、クロ、マルコ、ナタリアの3人で顔を突き合わせて歌うシーンとか、イヴァンとソニ(サル)の友情とか、生まれてからずっと地下で暮らしてきたヨヴァンがはじめて地上に出て月と太陽を間違えちゃうシーンとか、よかったです。