宗教の問題に、こんなに突っ込んだ作品を作ること自体が、ものすごい挑戦だし、問を投げかけるような終わり方が、個人的には好き。
祈り、意味なかったですね、の一言が、どれだけの人が言えないでいるだろうと思うと、苦しいというか。
奥山監督の映像の美しさと、映画的センスもすごいなあと思う。
2人でみた流星群は、幻だったかな。でも、楽しかった頃の二人の関係性は、とても美しいのだ。
ずっと笑ってたお母さんも、笑わなくなっちゃったね。
祈りなんて、都合のいいもので、救いなんてないこともあるって思ってしまう。
障子に穴を開けたくなる気持ち、理屈では説明できないね。