飛行機で聞く音楽

昔から、飛行機が苦手です。
何が苦手かというと、においかな。
小さい頃、母が飛行機から持ち帰ったお菓子を見て吐いたこともある。
だから、飛行機で本読んだり映画見たりとかはあんまりできない。
いつも、うずくまって寝るんだけど、寝れないときは音楽聞くんです。なぜか、飛行機で窓の外見ながら聞く音楽は普段の何倍もの効力を発揮する。
今日は、bump of chickenの初期のアルバム「jupiter」を聞いてた。それで、なんか泣きそうになった。中学の頃、bumpには支えられた。大好きだった。ラジオとかもたまに聞いてて、藤原基央人間性に心底惚れてて、このひとと一緒にいて似合うようなひとになりたいって思ってたの覚えてる。アルバム聞いてたらその感覚が一瞬だけ強く戻ってきて、ああ、隣にいるのがこの歌を歌ってるひとじゃないなら、過ごした時間が消えてしまっても悲しくないだろうなと思った。だけどそれは一瞬だけの魔法だ。恋なんて、瞬間だって思う。

「話せたとしても伝えられるのはいつでも本音の少し手前」(bump of chicken「ベル」)