短歌ください2

短歌ください、引き続き読んでる。
みんなに、どの短歌がいちばん響いたのかとか、聞いてみたい。語ってみたい。
私は、なんだか、やっぱり一生懸命な曲が好き。

きみに貰ったのがガムでよかったな私永遠に噛んでられる
俺なんかどこが良いのと聞く君はあたしのどこが駄目なんだろう
ハチミツのときは熊ですやヤキニクのときは虎です今は僕です
正しさが欲しかったから25時赤信号にひとり従う
太陽はキャンプファイアー 月はぼく 地球はあなた 星は星のまま
よく見るとちっちゃい無数のペンギンがいるスカートを買うんだ私
走れ光 わたしの代わりに翔けてゆきわたしの代わりに友達を作って
都会にはホームが十五もあるのです、ねえお母さん。ねえお母さん。
愛のこと甘く見ていた 春の駅 人の気持ちを甘く見ていた
七月の風に膨らむカーテンを見るためだけに図書館へ行く
コンビニで待ち合わせする事になった時何となく君は外で待ちそう
欠席のはずの佐藤が校庭を横切っている何か背負って
マンホールにひとりひとつのぬいぐるみ置いてこの星だいすきだった
七月に君が眼鏡をかけて以後好きです以前は覚えてません
お刺身の上に乗ってるタンポポも食べた童貞喪失の夜
ねこばすで降りる方法がわからずにまたたびをまく 高速に入る
世界中すべてを敵と思ってるけど世界は僕を知らない
図書館の棚を倒して海にして好きな言葉を獲りたくなった