101個目の檸檬

スペシャルエッセイウィークなので、俵万智のエッセイにも手を出した。
好きな人の好きなものは、当たりが多いからね、私はこの作品を通して新たな作品たちにまた出会うだろう。
俵さんは演劇や絵画にも造詣が深いのだ。
父親の影響が大きいって言ってたけど、私自身の本好きも父親の影響が大きい。
父親の古本のコレクションの中に、「山田かまちのノート」もあったなって懐かしく思った。

花の咲く瞬間、の話を読んで、大学の同級生で、セミの羽化を3時間ひとりで見続けてた子のことをおもいだした。つかみどころがないのに、根のところがすごくきちんとしていて誰からも愛される子だった。

たくさんの作品が紹介されてたけど、あらためて、栗木京子さんの短歌、素敵だと思った。
「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」