東京百景

小説ばっかり読んできたから、エッセイとか、あんまり親しんでこなかったんだけどね。やっぱり、個人的な話っていうのは、おもしろい人から聞けばいつでもおもしろくて。又吉君は私とわりと生活圏内がかぶる傾向にあるからよりおもしろくって。

ちょうどよく暗くて。

 

東郷神社で亀と敬語で話す男の人、最高にチャーミングだと思った。「店員に勧められるまま高額な意味不明の洋服を購入してしまいました。」っていう告白も含めて。こういうことを重ねて、少しずつ感性磨いてきたのかな。

 

恋人との他愛もない時間を、「あれが僕の東京のハイライト。」と呼べるところが好き。