きみのためのバラ

池澤夏樹の書く文章が好き。静かな感じがする。
東京が若くて子供っぽくて、プラスチックだという感覚。やっぱり、ことばにはできないものを、容易にことばにはしてしまうひとがいるのだなあ。

「今日と明日と明後日を生きるしかないのよ。」
「一生に一度の勇気よ。」
「君の身体が飛行機だったみたい。」
「私は思想を見て、言葉を見て、人間を見なかった。」
「死ぬわけないよ。」
「この笑いにぼくはつかまっているんだ」

良いものと、好きなものを、これからも私はたくさん見つけていこうね。宝さがし。だれにも共感してもらえなくても、こころが動く瞬間に、喜びをもって挑んでいこうね。