「ダブル・コンティンジェンシー」という言葉を学んだ。
お互いが、お互いの反応をみて自分の意思や行動を決定づけることをいう。
私たちは、反応を窺う。
どうして、思ったことを口に出して、素直にぶつかってみることができないんだろう。
どうして、多くの場合、自分と相手が対等な存在であると思えないのだろう。
現代の若者は、以前に比べて、社会への期待値が低いらしい。
どうせ、世界は変わらない。
自分にはどうせ、何もできない。
このまま穏やかに過ごせればいい。
そう思う人が増えてるんだって。
夢をみるのが難しい時代なのかもしれない。格差は広まっていくばかりです。
ネットによってせっかく全世界の人と繋がるポテンシャルを得たのに、たいていの人は仲間内としかネットでつながらない。
多様化におびえて、近しい者同士で肩を寄せ合って、世界の分断は進むばかりです。
ベルリンの壁は崩壊したはずなのに、新たな壁が民族間にみるまに築かれていく。
「私は、世界が終わることよりも、世界が終わらないことの方が恐ろしい。永遠に続いていくこの世界を生き抜いていくことの方が恐ろしい。」