食べること

お菓子が大好き。
市販のお菓子にもたくさんお気に入りはあるけど、でも誰かが作ったお菓子にはかなわない。

自分でつくるのはだめだ。途中で味見をたくさんしすぎて完成した頃にはおいしいのかおいしくないのかよく分からなくなってしまうから。

誰かがつくった、焼きたてのお菓子なんかは最高だ。その手間も含めて、美味しいうえに大事にされた気分になる。

最近、ひとのつくったものが食べれないという人が増えているらしい。食に対するひとの感覚も、移り変わる。
「7袋のポテトチップス」という本がある。筆者が、子どもの友達が家に集まるときにそれぞれが自分が食べる用のポテトチップスの袋を持ってきたことに衝撃を覚えたことからつけたタイトル。「孤食」が進んでいるという。

私達の身体は、食べたものでできていること。
食べるという行為は、対象をつくることから考えると、膨大な時間と手間がかかっていること。
食は、文化であり、エンターテインメントであり、コミュニケーションであり、日常であるということ。

そんなことを考えて、自らの食生活を振り返ってみたい。