よどんでいくけれど

歳をとるにつれて、人生への新鮮味がなくなる。

いろんなことが、少しずつどうでもよくなって、気づいたときには人生は大分どうでもよくなってる。

自分という人間の価値の無さに少しずつ気づいていって、それでもひとには気づかれたくなくて、必死に取り繕う。

ミスをしないことを一番に考えて、下ばっかり向いてたらすっかり迷子になってしまう。

始めてもないことを、わかったような気になってあきらめてしまう。

物事はいつも表裏一体で、楽しいものの裏側が見えてしまう。

それでも。
それでも。
人生を、初恋をした中学生のような気持ちで楽しむのだ。