合わないひと

合わないひとがいる。
私の場合、最近は、芸術や哲学に関心のあまりない人を、合わないと感じる。
どこまでいっても目の前の世界しか見えないひと。
奥行きが感じられないひと。
身の回りのどうでも良いことを永遠に話しているくらいなら、何も話さないでほしい。

合わないひととは、自分から関わらなくていいかな。
昔、一緒にいた友達とたまに会うと苦しい。
今の自分に、このひとは必要ないって思う。
一時期すごく親しくしていた友達からも、私はこっそり距離をとろうとしていて、その事実はすごく悲しい。
だけど、間違っていないと思う。

「自分とは違うひと」と「自分とは合わないひと」は明確に違っている。
他人と違う部分は、いろいろある。
誰もが多かれ少なかれ自分とは違う。
だけど、合わないと感じる部分は、きっと自分がとっても大事にしている部分ひとつの話なんだろう。

こんなこと考えすぎないで、フィーリングだよねって笑えたら楽なのに。