不思議惑星キンザザ

知人に勧められて、ロシア映画、はじめてみました。というか、SFというジャンル自体も何億年ぶりだろう、と思います。

何とも、不思議な映画だったな。

既定概念が吹っ飛ぶような魅力のある映画だった。言葉とか、物の価値とか、人種差別とか、地球では当たり前のことが、全然当たり前ではなくて、主人公と一緒に、映画が進むにつれて少しずつキンザザの常識を学んでいく。マッチが何よりも高価なこと、権力者であるエツィロップは頭に光る飾り付けてること、黄色ステテコや赤ステテコ、ほとんどはクーで会話すること、、、。

こう考えると、地球で常識と思われてることが、どれだけヘンテコなことかとか、そういうの、分かる。子どもの頃は確かに疑問に思っていたことなのに、疑問を持っていたことすら忘れてしまうんだ。