泣かない子供

江國香織のエッセイ。

知らないことだらけの世界で、ひとつひとつ、確かめるように、生きていきたい。

筆者の生活には、いつも愛がある。

妥協しないで、ものをつくる人の姿勢に、背筋が伸びる。

「結婚するのがどういうことかというと、いちばんなりたくない女に、いちばん好きな人の前でなってしまうということなのだ。」

「どんなに短い話でも、それを書いているあいだ、たった一人でそこにいる。」