好きなものを好きでいられるように生きてきた、と著者が言っていました。
それはたぶん、すごく難しいことだっただろうな。
たくさんのたくさんの言葉を並べて、やっと伝えられることがあるんだろうな。
何を大袈裟な、と言われても、本当のことに近づけるために、やってのけなければならないことがたくさんあっただろうな。
そういう生き方が、私はとてもかっこいいと思いました。
「あなたを悪く言うすべての人を何千回も殺しながら眠りに落ちて、あなただけを正しいと思ってきた。」
「真四角が限りなく並んでいるような毎日だった 君をだまして 僕をだまして まるで本当のように」
「ごめんなさい あなたを だましていました」
「どうしても会わなければならない理由が、もう二人にはないと思うから」
「生まれてはじめて 心をみせた人だった」
「ひとつのこらず君を かなしませないものを 君の世界のすべてに すればいい」
「君が今 話したいことは 君が今 話しおえたことから いちばん遠い所にある」
「君の どこに ふれてよいか わからず 心だけは こわかった」