啓発本は好きじゃないけれど

啓発本は好きじゃないけれど、「夢をかなえるゾウ」はよかった。
遊び心があって、唯一反感を持たなかった啓発本といえるかもしれない。
インドに行ったとき、ガネーシャの置物を買ってきてしまったくらいだから。

前に読んだのだけど、けっこう覚えていて、めずらしく実践していることもあったりするのだ。

ひとつは、募金すること。
偉くなろうとするやつらは、本気で世の中変えようと思ってんのやでって言ってたのがなんだか刺さった。

もうひとつは、自分をあきらめないこと。
自分だけは、自分をあきらめてはいけないって。だから、どっかに自分が輝ける場所があるんじゃないかって探し続けていこうと思ってる。

あとは、身近なひとを大事にすること。
ひとは、どうでも良い人にほど気を遣って、身近なひとをぞんざいに扱うんだって、的を射ていると思った。



「本来の夢って違うねん。
誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてまうようなんが夢やねん。
考えはじめたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん。
そういう想像のしかたを大事にせなあかんねん。
ちょうど今、自分が空想をふくらませてるみたいにな。」(ガネーシャより)