けっこう奇跡的に好きな人たちが集まっててびっくりした。
しいきともみってどんな女の人だろうって思ってたらmy hairの椎木くんその人でさらにびっくりした。
結果的に、椎木くんと、エリイという方の作品が気に入ってしまった。大衆に、届ける力がアーティストにはあるのかな。
尾崎世界観の小説もはじめて読んだけれど、技巧的だな、と思った。
そして、さすが町屋良平。イマジナリーとの会話。おもしろい、と思うことに、加害性はあるだろうか。
千葉雅也の小説も、いずれ読むんだろうな。芸術性とは、それ自体が目的を持たないこと? 本当にそうだろうか。
「妙には書類に虚偽の申告をする癖がある。」
「フィクションによってあれほど教訓的に描かれた戦争を、なぜ私たちは自らの手で繰り返していくのか。イマジナリーは、君の戦争だよ、という。君がよろこんだ戦争」
「人生で一度きりだと思う。話す人間を目の前にして相槌も打たずに数時間ただそこにいるという経験。」
「大衆に向けた言葉より個人に向けた言葉の方が、大衆に届いてしまう瞬間があった。」「全部が僕をつくった。」
「野球好きな人の自分の好きな球団が勝たないことへの憤りほど無駄なものはない」
「私はこれほどまでに考えない人、考える必要を感じていない人と、一緒に生きていくのが怖いのだ」