2020-01-01から1年間の記事一覧

あっけらかんとしたいものです。

気にしすぎないようにするのは難しい。 私はあなたではないし、あの人でもないのに、さも自分のことのように人の気持ちを想像して、そして勝手に落ち込んでしまうなんて、おこがましいとは思っています。 そんなの、無意味だよ。 でも、細かいこと、どうでも…

最近のこと

しばらくおやすみしてしまいましたが再開します。 最近は、love Island 一気見してたから。CurtisとMauraが好きでした。いちばん嬉しかったことは、恋人の誕生日に素敵なケーキ屋さんでホールのチョコケーキを買ったことです。長い手紙も書きました。 エレフ…

69

村上龍の69読んだ。 今まで読んだ筆者の作品の中で、1番楽しくて、軽かった。でも、おもしろかった。 ほぼ実話なんだもんね。 恩田陸が、小説家には、しゃべりが苦手だから小説家になる人と、しゃべりが得意だから小説家になる人がいるって言ってたけど、村…

二作目が書けない

劇団「欠点」の「二作目が書けない」下北の711シアターで見てきました。 3人で去年旗揚げしたバンドらしい。大変な時期に。 脚本も演出も、役者さんたちもよかったです。 優しい劇団なんだなって思いました。 「舞台に立つ人は、優しくなきゃいけないと思う…

カネコアヤノ

また、大好きな人見つけてしまった。 シンガーソングライター。 裸足でいる。 歌い方や表情がかっこよくて。 詩が魂こもってて。 血の気のない顔で、圧巻の声量。 可愛らしくもかっこいい。 少年、少女、女、男、全部詰め込んだ魅力みたいなものがあって。 …

ジョジョラビット

ドイツの映画。 映像が、明るくてキュートだから戦争映画だけど、重くはなり過ぎない。 コミカルで、でも切ない。 ジョジョのママと、ユダヤの女の子。2人の女優さんが輝いてて。最後のダンスのシーンなんかはとっても愛おしい気持ちになる。 生きていること…

天然コケッコー

夏帆ちゃんが好きだから、映画見て見たら、あったかい気持ちになった。 若い頃の岡田将生も、相当良い。 さっちゃんも、無限にかわいい。 無意識のうちに人を傷つけてたりとか。 なんか思いがすれ違ってぎくしゃくして泣いてしまったりとか。 照れてしまって…

本と人

村上龍は、限りなく透明に近いブルーだけ読んだんだけど、2作目も読んでみようかなーと思った。 それで、カバーが気に入って、5分後の世界を呼んでみた。 この本は、私にとっては相当に難しかった。でも、村上龍のアンダーグラウンド的な思想はいつまでもか…

くちづけ

宅間孝行の小説、「くちづけ」読みました。黄色いブックカバーと、表紙のタイトルの文字が大好き。 こんなに真っ直ぐに知的障害者について描いた小説を私は他に知らなくて、なんか初めて読むジャンルの小説のような気がした。脚本家でもあるからか、会話基調…

ルノアール

吉祥寺公園口のルノアールに行った。 喫茶店のことね。 タバコの匂いが充満してた。 絨毯みたいな赤いソファに腰掛けて、本読んだり文章書いてみたりした。 一杯のシェイクで4時間。 窓の外を見下ろせば、次々に人が行き交うから、永遠に飽きることがない。 …

君が住む星

池澤夏樹の、「きみが住む星」。 旅先から、恋人への、お手紙。 最後は、バイバイ。美しい文章書くひとの文章って、どうして美しいんだろう。そういうひとの文章は、始めから終わりまで美しいのだから、ひみつを教えて欲しい。「かぎりなくたくさんの条件を…

はつ恋

よしもとばななの「はつ恋」。 なんというか、よしもとワールドだ。 ませガキだ。 だけど、人生の中で、小学校の頃の自分が1番賢かったんじゃないかと、私自身も思う時がある。 世界にまっすぐ対峙して、曇りのない目で物事がよく見えたなーと。「私とお母さ…

はざま

今やりたいことをするか、未来を見据えて行動するか。どちらが自分にとって良い生き方なんだろうって未だに思う。 両極端の人達に出会って、違う種類の憧れがある。自分のことを誰よりも愛せるか、自分よりも大切な誰かがいるか、どちらが幸せと言えるのだろ…

Drive

映画です。 穏やかな映画かと思ったら最後の方サスペンス要素強すぎてあまり好きではなかったけど。主演の2人が素晴らしい。 ライアン・ゴズリングと、キャリー・マリガン。 ライアン・ゴズリングは、「きみに読む物語」だけしか見たことないけど、その2作だ…

ヘヴン

川上未映子、ヘヴン。心動かされた。この人の文章には、負のエネルギーみたいなもので加速してく力があるみたいです。 「いじめ」をとりあげてるんだけど、いじめられることで、人間のこころがどんなふうに変化してくかとか、そういうことを、丁寧に丁寧に描…

TAXI DRIVER

1976年公開のアメリカ映画。これがロバート・デ・二―ロか。 とんでもなく孤独な映画。ストーリーは静かに進んでいくのに緊張感があって、ずっと、言葉にならない違和感のようなものがあって。一見真人間なのに根本のところでこいつは何かがおかしい、って気…

TRAIN SPOTTING

スコットランドの若者たちを描いた洋画。 きちんとしたドラッグ映画なるものは初めて見たかもしれないな。 ヘロイン中毒者たちの退廃。クスリ。ケンカ。エイズ。タバコ。酒。セックス。 主演のユアン・マクレガーが、最初全然かっこよくないと思ったのに、最…

マリリン・モンロー

「お熱いのがお好き」という、古めの映画を見ました。めっちゃよかった。 コメディとして、これほど笑える映画に出会ったのはいつぶりでしょう。主演2人のやりとりが最高。 最後のオチも最高。 コミカルで、かわいくて、危なっかしくて、スリルあって。 途中…

憧れのひと

bump of chickenの藤くんが結婚発表しました。 憧れのひとです。 やっぱり、少しだけ寂しい気持ちにはなりました。 なんかさ、自分にとってはすごく大事で影響を与えてくれたひとなのに、相手にとっては自分が赤の他人だという事を突きつけられるのが、やっ…

お休みの日

お仕事お休みをとった。 昨日夜遅くまでいろいろ喋って 朝こころゆくまで眠りこんで お昼たべながら「アヒルと鴨のコインロッカー」みた。 原作は読んだことあったけど映画は始めてみた。 伊坂幸太郎の物語のプロットつくり方、いつも関心してしまう。 ボブ…

下妻物語

映画、見てみました。 茨城県、縁あるし。 深キョンと土屋アンナのダブル主演。 深キョンは、なんかちょうどいい浅さで、偏見に溢れた冷めたロリータぴったりだったし、なんと言っても土屋アンナのヤンキーはめちゃくちゃ綺麗だった。どの角度から見ても綺麗…

すべての真夜中の恋人たち

川上未映子、1冊目の「あこがれ」が少し印象に残って、2冊目に手を伸ばしました。 この人の作品は、全体的に好きとは言えないけど、ちょこちょこ自分にとって引っかかっるような場面や描写があるなーと思います。 なんか、小説とか読むのは、基本的にはこの…

森絵都

森絵都の、「出会いなおし」を読みました。 森絵都は、小さいころから好きな作家さんのひとりで、図書館に行ったら必ずチェックするひとです。 「永遠の出口」「ラン」「この女」とか好きで、切ない気持ちとか、置場の無い気持ちとか、言葉にできない気持ち…

サマータイムマシン・ブルース

久々に、ただ愉快な映画見た。 タイムマシンのムダ遣い。 2005年の映画だけど、瑛太、上野樹里、真木よう子、ムロツヨシ、佐々木蔵之介などなど。今みるとおもしろいメンバー。 一応大学のSF研ってことになってるんだけど、男子高校生のノリな人達。 でも、…

i

西加奈子「i」。 「この世界にはアイが存在しません。」 この言葉に縛られて生きてきた主人公「アイ」の物語。 「サラバ」を読んだ時と同じような感覚になった。小説とか映画とかって、ストーリーの骨組みみたいなものがある程度見通せるものが多いけど、で…

ラジオの時間

三谷幸喜の作品、ほんと久々に見ました。 古い作品は、唐沢君がかっこいいのが多いですね。 ザ・ドタバタコメディという感じで、もちろん調子のいいところはあるんだけど、私はけっこう好きです。 「味がある」登場人物オンパレードといった感じで。 桃井か…

されど われらが日々

柴田翔の、「されど われらが日々」読みました。図書館の書庫に眠ってるような、1970年代に書かれた本。 ドラマ「若者たち」で、満島ひかりがセリフを引用してたのがかっこよくて、原作読んでみたのでした。 「あなたは私の青春でした。どんなに苦しくとざさ…

メゾン・ド・ヒミコ

いろいろと、おもしろい映画だったな。 とりあえずは、オダギリ君が、素晴らしい。 吸い込まれそうな魅力がある。いろんな形のひとの結び付きがあるよね。 欲望が欲しいのに、愛はあるけど欲情しないとか、切ないし。 愛も欲望もあるような振りをし続けるこ…

想像

想像すること。 人生のいろんな可能性を。 想像すること。 それは、日常の裏っかわを覗いてみること。 それだけで、選ばなかった時間に少しだけ手が届くようなきがするから。 どっか、日本ではないところで、しばらく何にも縛られずに暮らせないか、とか。 …

ジョゼと虎と魚たち

久しぶりに、かなりストライクの邦画に出会ってしまいました。池脇千鶴が演じるジョゼが、魅力的だった。 足の悪いジョゼ。料理の上手いジョゼ。愛想のないジョゼ。本ばかり読んでるジョゼ。赤ちゃんみたいなジョゼ。偉そうなジョゼ。本当は寂しいジョゼ。 …